2020年12月21日月曜日

『アウトドアサバイバル』で学ぶ、アウトドアサバイバル

本記事は『ボドゲ紹介 Advent Calendar 2020』の21日目(12/21)として書いております。:https://adventar.org/calendars/5077


2年ぶり2回目の参加です。あかまどうしです。

前回参加した2018年の記事はこちら:https://redwizard2014bg.blogspot.com/2018/12/dqc.html

今回も引き続き運ゲーの記事を書いてみようかなと。

ヤバさマシマシのやつを。

というわけで今回取り上げるのはこちら。


「アウトドアサバイバル」

アバロンヒル 1972年 James F. Dunnigan(Jim Dunnigan)作






アバロンヒル、ヘクスマップ、チット。

ウォーシミュレーション?と一瞬よぎりますが違います。

まぁ自然を相手に戦うシミュレーションではありますし、

メタ的に言うと『運』と戦うゲームではありますが。


さてゲーム内容の説明の前に『ヤバいポイント』を挙げたいと思います。

その1は

BGGでのランク(Board Game Rank)が

19901/19964 ※2020/12/20現在

絶対的なものではないとはいえシンプルにすごさが伝わると思います。


その2は

手番でできることはダイスを振るだけ

しかも多くても2回。振り直し?なんですかそれは?


それではざっくりと内容説明を。

シナリオが複数用意されていて、それに沿って遊んでいきます。

しょっぱなのシナリオ『Lost』では、

マップ中央からいずれかの端まで移動できればクリアです。




まぁ移動できればなんですけどね。

大抵の人が動けなくなります(脱落します)。



『え?ルート選びを間違えてるんじゃないの?』

と思ったかもしれませんが、

プレイヤーが自分の手番に『する』ことは以下の通りです。

 ・ダイスを振ります

 ・シナリオごとに指定された移動指示に従って可能な限り歩きます



(そう、基本的にはあてもなく直進するんです)

 ・食料や水を確保できたか確認します

 ・確保できなければ各パラメータが低下します

 ・パラメータ低下の結果を受けて活動能力値(歩数)が減ります


(イメージ通り、水の確保をミスるとぐいぐいと弱っていきます)

 ・以上を繰り返します


ね、脱落しますよね?


ちなみに地形ごとに必要な歩数が設定されているので、

方向転換と組み合わせて立ち止まることもできたりしますが、

大概はそうしたいときにできないので気休め程度です・・・



・・・運ゲーっていうか、運っていうか、『ダイスロール運』判定機ですね。


最後に。

このゲーム、(おそらくは)作られた動機として『アウトドアサバイバルとは』

を学ぶものらしく、こんな冊子がついています。




「ルールブックより厚いんですね」

「まぁ原文のルールなんて紙一枚ですし・・・」



当時の情報なので通用するものとしないものが混ざってると思いますが。

(この辺は使えそう?)




でもまぁ、やっぱり飲める水の確保ですよね。パラメータ表で表現されていた通り。

あ、今更ですがゲーム上は1手番で1日の設定です。

そりゃ丸1日水が飲めなかったらヤバいし、逆に空腹はなんとかなりますよね。

要はゲームそのものが『緩い教材』になっているという。


極限状態では判断力なんてほぼ残ってないし、

体力が尽きると歩ける地形すら制限されていき、

運が悪ければ水も食料も手に入らない。

それが大自然。

みたいな?


というわけで、『ヤバい運ゲー』兼『緩い教材

「アウトドアサバイバル」の紹介でした。


ダイスを振って右往左往したい人、

サバイバルについて学びたい人、

遊んだゲームの種類数を増やしたい人は

お声掛けいただければと思います。


以上、あかまどうしでした。

皆さま、よいお年を。


※勢いで2つ目も参加してますのでよろしければ:https://redwizard2014bg.blogspot.com/2020/12/machikoro2.html

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